生活の中でタオルを使うシーンはさまざまです。顔や手を洗ったあと、入浴後、スポーツで汗をかいたときなど、その時々に適したタオルがあり、バスタオルやフェイスタオル、ハンカチタオルなどカテゴリーも明確に分かれています。
こうしたカテゴリー分けは素材や生地の厚みではなく、主にサイズで区別されていることが多いようです。といっても、正式な規格はないので、各メーカーが独自でそのサイズを決めています。
例えばバスタオル。約60×120cmが市場で一番よく売られているサイズです。
ウエノでも「ホテルスタイル」をはじめいろいろなタイプのタオルをこのサイズで取り揃えています。
そしてさらに、約70×140cmとタテ・ヨコ共に少し大きめの「大判バスタオル」も作っています。他ではあまり見かけないこのサイズ。もともとは病院など医療関係で使用しやすいタオルをとのお客様からのご依頼で作ったものでした。
しかし完成してあらためてその特長を見直すと、通常のバスタオルよりも水分が一気に吸い取れる、身体をすっぽり覆う感触がいいなどご家庭でも十分におすすめできる良さがあると気づきました。こうして重くなく乾きも早い中厚手の生地で、心地よさに使いやすさも兼ね備えた、大判のバスタオルの一般販売が始まりました。
業務用として誕生し、いまではご家庭向けともなった「大判バスタオル」。近頃は人気アイテムの一つにも数えられるようになり、カラーも一人ひとりの好みが見つかるようにと全18色まで増やしました。
タオルの知識や魅力を少しでも広めたい私としては、用途的にもみなさんに新たな発見をしていただきたいところ。大判なら、夏場お子様のタオルケットやシーツがわりにするなど、お風呂上がり以外でも役立ちます。
ところでこの「大判バスタオル」、なぜか東北地方からのご注文が多いのです。寒い土地柄、身体全体を覆いながら一気に拭ける点がうけているのか、寝具の一部として使われているのか…未だその理由は謎のまま。ぜひその使い方を教えていただけたらと思っています。
今回ご紹介の大判バスタオル
身体をしっかりと覆うことができるタオル。
https://www.towel-kobo.jp/c/0000000102/0000000105
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